認知症について学びました
2019年9月26日 (木)
認知症の学習会を開催しました。13名が参加し、認知症について学びました。
始まってすぐ目をつぶって、「あなたは認知症と診断された高齢者です。お腹が痛くて入院しました。ふと目が覚めると、手には管が入っていました。天井も壁も真っ白でどこに連れてこられたのか分からなくなって、つい「助けて」叫んでしまいました」という投げかけから始まりました。
いくら説明しても認知症の患者さんは忘れてしまいます。
ふと我に返ったとき、不安と恐怖でいっぱいになるのです。
そんな患者さんをイメージしながら、せん妄と認知症の違いや認知症の種類をはじめ、認知症患者の心理的ニーズを踏まえた接し方についても研修を終えたスタッフが説明し、パーソン・センタード・ケアについて理解してもらえたと思います。

認知症患者の心理的ニーズ
アンケートからもほとんどの参加者の方から「理解できた」との結果をいただきました。
今後も継続して全スタッフが参加できるように学習会を開催していきたいと思います。
2019年9月26日
退院支援委員会